web1.0

2006年05月31日

HTML

1994年ごろの話。

ということで、参考書片手にHTMLのお勉強。
Netscapeはヴァージョンが0.96bでパッチをあてて日本語を表示させる。

そのころのHTMLは、基本的なタグだけだったので比較的簡単に習得。早速間近にせまった自分の演出するパフォーミングアーツの宣伝サイトを作る。作成後はニフティに「こんなサイトつくりました!」とアピールする。

サイトの名前は「Tokyo Underground Market」。大好きなヴェルヴェットアンダーグラウンドにあやかって命名する。

するとその日のうちに、あるパソコン雑誌などで有名なライターからメールが届く。それもかなり長い文章で、そのサイトが活気的で、チャレンジ精神を評価する、でも技術的にはこうしたほうが良い、と指摘してくれる。なにしろgifとjpegの違いも分からずに作ったものだから、細部わたるご指摘にふむふむとうなずくだけ。

しかし、ウェブというダイレクトな空間の影響力に驚く。

そこで更にHTMLで何か表現できるかを課題に、しこしことサイトづくりに精をだす。もう夢中。
自分の前に広大な表現空間が現れたイメージだ。

ある日、自宅に電話がかかる。加入していたCyber International Technologiesというプロバイダーの副社長ジョンからだった。

2006年05月22日

接続!

1994年ごろの話。

そのうち、一般向けのプロバイダーが少しずつでてきた。そのなかでウィンというプロバイダーが格安でインターネット接続サービスを始めるらしい。マック雑誌にCDROMでおためし接続できるソフトがついていたので早速試してみる。

こうじゃないか、ああじゃないかと仕事をしているふりをして、接続をためす。その頃はちょうどネットスケープのβ版(確か0.96b)が配布されているときで、日本語がパッチをあてれば表示された。

接続できた時の感動は今でも憶えている。その頃のクリエイターがそうであったように、まずはローリングストーンズのサイトへGo!あのベロのロゴがずらりと並ぶデザイン。ロン・ウッドの私的ポートレイトが掲載されてる。いま考えれば単純なデザインだが、私のクリエイター魂に火がついた!

でもHTMLってなんだ?

2006年05月19日

はじまり

1994年ごろの話。

最初にインターネットというものに関わるきっかけとなったのは、Mosaicというソフトウェアに関する記事だった。その頃はOpenDocとかのワープロや表計算ソフトを統合するような技術が注目を集めていた時期で、それと同じようなソフトウェアかと思っていた。

よくよく調べてみると、パソコン通信とは違ったコンピュータとコンピュータをネットで繋げた「インターネット」なるものがあり、そこではニフティのようなパソコン通信会社など関係なしに情報を自分で発信できるという、ことが分かってきた。

「インターネット」なるものを試してみようとしたが、当時は一般向けのプロバイダは高価か、大学の環境に限られていた。そのうちniftyでtelnetでインターネットに接続できるようになって早速試してみた。telnetなのでパソコン通信のインターフェースで文字のみだけだったが、ある大学に接続してみると掲示板で「テニスコートでスケートボードするな!」とか書いてあったりして、やたらに面白かった。

これまではniftyのようなパソコン通信会社が情報を管理していたが、誰でも情報発信の源となれることは革命的であった。またリンクというものがあり、それがハイパーテキストという世界中の情報が相互に繋がっていくという考え方があるのもわかった。

それは突然自分の前に、広大な表現の場が出現したような感覚をおぼえ、よくはわからないが感動したものだった。